ブドウの用語

大粒系
 巨峰など1粒が大きい品種のブドウのこと。デラウエアなどの小粒系に対して使われる言葉


果粉
ぶどう果粒表面の白い粉のことで,病気や乾燥から果実を保護するためぶどう果肉か ら自然とでる油脂成分です。果粉がきれいについていると,新鮮で扱いが手稲な証拠となります。また, 果粉のことをブル−ムとも呼びます。
真珠線
葉や新梢からの直径1〜2mmの分泌物。一見、虫の卵のように見える。順調に成長している樹ほど多い。

ヴェレーゾン
フランス語で、硬核期ともいう。果粒が成熟し、軟化・着色・酸の減少・糖の増加等が始まる時期。
花ぶるい
開花しても実が止まらない様子

4倍体
 細胞内の染色体の数が普通の個体の整数倍になっているもの。ブドウの染色体数は19なので、2倍体は38、4倍体は76になります。品種では デラウエア、シャインマスカットなどは2倍体、巨峰、藤稔などは4倍体、キングデラ、サマーブラックなどは3倍体です。一般に2倍体より4倍体の方が果粒 が大きくなり、3倍体は種なしの果実になります。

崩壊性
 ブドウの肉質の特徴の1つで、よく噛み切れるる硬めの肉質のこと。好みによりますが、一般的に崩壊性の方が肉質が良いといわれています。
塊状
 ブドウの肉質の特徴の1つで、なかなか噛み切れない肉質のこと。プルんとした感じ。巨峰などは崩壊性と塊状の中間。


マスカット香
 紀元前からの品種「マスカット オブ アレキサンドリア」がもっている独特の香り。





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